2005年05月02日
Tears to Tiara
表には書きづらいので(笑)
■シナリオ
いい所もあるけれど、悪いところも目立つ。
過去話は割と面白かった。
ただし、伏線の張り方がどうよってのが一つ。
終わり方がおいおいちょっと待てよ何でそれで解決した事になってるの。ってのが一つ。
中盤がかったるいのが一つ。
ラスボス、というか敵勢力がまたしょっぼい奴らだなあというのが一つ。
ぱっと挙げられるのはこんな所。
逆に良かった所は、王道熱血友情シナリオである所。
まるで東方不敗の死に様を見ているかのようなシーンとか。
伏線の張り方がどうよってのも、わかりやすく直線的で良いとも言えるし。
敵勢力に関しては、中盤までは割といいキャラが出てたんですけど、最終的にラスボスがしょっぼいとどうしようも無いですねえ。
■キャラクター
女性キャラクターはちょっと……というのが多め。
青い人 | 不幸不幸と連呼しただけで最後には影が薄まってフェードアウト。憐れ |
ピンク | なんかこう、どうにも。まあ、最後出てこなくなったからいいけど |
茶色の人 | まあ、普通、と言ってもよさそうだけれど、この人もフェードアウト |
金髪 | 設定と見た目に反してとんでもない。 |
緑髪 | 舞HiMEの大剣持ちを思い出した |
えここっぽい帽子の人 | 一番いいキャラしてたと思う。悪く無い |
鼻眼鏡 | メインメンバーの中では戦闘に関して最強クラスであると言える気がする。ラスボスも一撃で葬り去れる事でしょう |
メインヒロイン | 最初独白が凄く鬱陶しかった |
ぶっちゃけもう、ヒロイン群には期待してはいけません。
ツンデレで例えるなら、ツンが無いデレのような物です。
わかる人にはわかる言葉で書くと女関係はU-1。もしくは高CQ。ザザーンでもいいけど。
ので、そこら辺の魅力はほぼ無いと言って良いでしょう。まあ、やったらわかる。
■システム
戦闘システムを見て一番に思い出したのはWindows版英雄伝説Ⅳ。
ただし、UIがかなり扱い辛い。
移動くらい掴んで地面クリックでやらせて欲しい。
単純な物理攻撃くらい掴んで敵クリックでやらせて欲しい。
あと、一度に出撃させる事のできる味方が少ない。
傭兵システムは育成が中々面白いのだけれど、転職などの操作が傭兵キャラクターにしか使えないので、
育てているうちにメインキャラクターの戦闘に関する出番が全く無くなる。
メインキャラクターが転職できるようにして下さいよ、と思った。
ちなみにレベル差で獲得EXPが変わるシステムなので、育成は滅茶苦茶楽。
難易度はかなり低め。
「普通」でやると簡単すぎる事でしょう。
私はスパロボの二周目が好きな人間 -- 圧倒的な戦力で何も考えず有無を言わさず敵を蹂躙する -- なので、これくらいで丁度いいんですけど、
ただラスボス弱すぎたしそこら辺少し損したかも。
クリア特典はおまけマップ追加のみ。
二周目の引継ぎはそのおまけマップで手に入れたアイテムのみで、
手塩にかけて育てた傭兵や、他のアイテムなどは一切引き継がれません。
うわ……そんなの二周目やるわけないって。少なくとも私は。
■音楽
特になんとも。
ただ、場面にそぐわない曲があったようには感じないし、
普通に悪くなかったのでは無いか。
■で、感想
世界が滅茶苦茶狭いんですよね。
特にこのゲームの場合、一回の戦闘に投入できるキャラクターの数が少ないのと
保有軍の描写がほとんど無いので、かなり寂しい事になってます。
DuelSaviorでもそうだったんですけど。
あと、動機があれなラスボスはいい加減飽きたといったところ。
似たような存在でも、チェーンソーで倒せる奴クラスの動機になるとまだわかるんですけどー。
というか、他の奴らはどうなったんですか、何であれ倒しただけで終わりにできるんですかと、そこが問題だ。
とはいえ、熱血友情シナリオを楽しむゲームと割り切れば悪く無し。
大味なゲームだけれど、普通に楽しめるだろうしツボにはまれば人によっては名作にも成り得る事でしょう。
というわけで、まあそんな感じ。
私としては、普通でした。
投稿者 miff : 2005年05月02日 18:50