« 電車 | メイン | densha »

2005年04月26日

電車の続き

私が想像できる範囲では脱線する程自主的に飛ばす理由があまり思いつきません。
ダイヤ通りに運行すればOKな鉄道で、予定時刻よりも早く到着する必要が全く無いというか、それは予定時刻に遅れるのと同じくらい困った事態でしょう。
前の駅で少しモタついたと言っても、そこら辺の余裕はダイヤに含んでおくべきでしょう。

状態早い遅れた
速度下げる上げる

で、この上げ幅と下げ幅の間を運行可能な速度とする、と。

結論を書くと私は完全な運転手の責任とは言えず、ダイヤに無理があったんじゃないかなーと思ってます。
聞くところによると阪急との競争の中でJRは速度を重視してダイヤを詰め詰めにした結果、阪急には勝った物のあちこちにその歪みが出ているそうで。
その中で、多少のミスを吸収する事のできる遊び幅が消滅ないし限界以上に削られていたのでは無いでしょうか。

ところで、電車には管制室は無いんでしょうか。
いや、絶対ある筈なんですけど、異常な速度を出している電車があったら発見できるんじゃないですか?
非常時に管制室側から強制的に停止させる手段は?

無い、とするとあまりにも恐ろしい事です。
コストの問題があるのかもしれませんけど、もし無いのならば……普通に怖いですって。

有る、とすればつまりあの電車があのスピードで走っていた事は管制室公認だったわけです。
そうなると、運転士を攻める事はできませんね。一体JRの社内がどんな雰囲気なのかは知りませんけど、恐らくやらざるをえない状況なんでしょう。
単なる雰囲気の問題であるならば、それは先走った運転手の人に問題があると言い切れますが、
管制室が知っていながら放置したとなれば……。

運転手責任説最後の可能性は、管制室は有るけれど機能していない、ですね。
管制官全員が居眠りしていたとか。
……私じゃあるまいし(汗

投稿者 miff : 2005年04月26日 02:06

コメント

コメントしてください




保存しますか?